こんにちは、minoruです。
アプリの開発などIT業界で出てくる「クラス」と言う言葉の意味について解説します。IT用語の「クラス」とは、オブジェクト指向プログラミングにおいて、共通の属性とメソッドを持つオブジェクトの設計図のようなものです。
クラスは、オブジェクトを生成するためのテンプレートであり、オブジェクトの性質や振る舞いを定義するための仕組みです。クラスを作成することで、オブジェクト指向プログラミングの特徴である「再利用性」「保守性」「拡張性」などを実現することができます。
クラスは、設計図や型に似ています。例えば、車の設計図を作成することで、車を製造することができます。同様に、クラスを作成することで、オブジェクトを作成することができます。車の設計図には、車の特徴や動作に関する情報が含まれます。
同様に、クラスには、オブジェクトが持つべき特性や振る舞いに関する情報が含まれます。そして、クラスを基にして複数のオブジェクトを作成することができるのです。
ではクラスとは紙に書かれた設計図かと言うと、ちょっと違い、クラスはコードの一部で、プログラムを実行する際にコンピュータが解釈できる形式のものです。
で、ありながらも、クラスは設計書でもあります。クラスは、オブジェクト指向プログラミングにおいて、オブジェクトの設計図として機能するため、クラスを作成する際には、どのようなメソッドやプロパティを持つかを指定する設計書を作成することになります。
したがって、クラス自体はコードであると同時に設計書でもあると言えます。