こんにちは、minoruです。
マイクロソフトがWindows365なるサービスを始めるようです。Windows365とは何かと言うと、クラウド上(ネット上)でWindowsを使えるサービス。
無料では無く月額課金サービスとなるが、料金はまだ未発表です。
想定される用途
業務用のアプリでは、Windowsでしか動かないアプリは多く、今までは外出先や現場でアプリを使うためにはノートパソコンを持って行き、現地で稼働させる必要があった。
そのアプリがハイスペックを要求する物であれば、当然ハイスペックなノートパソコンなりが必要になっていたが、これからは動画がスムーズに見れる程度のスペックで済む。
アプリの処理はネット上に存在するサーバーが行うため、人間が操作しているデバイスのスペックは単なるモニターと言っても過言では無いため、殆どスペックが要求されない。
なぜ必要なのか
PC = Windows だった時代と違い、今はMac・ChromeBook・Ubuntu・iPadなど、各OSやデバイスで出来る事の差異は殆どなくなってきました。
では、Windowsを使わなければならない場合とは?と考えた時に、大きく分けてゲームと、あとはWindowsでしか動かない業務用のアプリを動かす場合があります。
ゲームについては、先日SteamがSteamOS搭載のSteam Deckを発表した。
つまり、ゲーム用途の多くは今後Windows離れを加速させて行く流れになると予測できる。
残るはWindowsでしか動かない業務用アプリだけど、マイクロソフトオフィスやPhotoShopなども、今後はクラウドが当たり前になって行くだろう。
YouTubeもZoomも、プログラミングも、Web開発も、Windows以外のOSやデバイスでも可能だから、もうこの流れは止められない。
とは言え、専門的な業界や会社に特化したアプリや制御システムなんかだと、今ある物を今後も使うしかなく、新たに開発するのはコストが見合わない物もあるだろう。
そういう物がWindows365上で残っていくのでは無いかと思う。
単純なリモートデスクトップとの違い
リモートワークが盛んな環境下では、会社に置いてあるデスクトップPCのWindowsを、自宅のMacBookで動かす…みたいな事は、今までもしている人はいただろう。
ただ、単なる遠隔操作ならば、わざわざWindows365を契約する必要は無いと思う。もちろんしたければしても良いけども。
単純なリモートデスクトップとの違いはハッキリ言って無い。
その対象となるPCが自社内にあるか、マイクロソフト社のサーバーにあるかの違いだけなので、より強固なセキュリティを求めるなら断然Windows365がお手軽便利だろう。
ネットワークの専門的な知識がなくても、ログインできるブラウザさえあれば使用OKなので、単なるリモートデスクトップ目的でも有りっちゃあ有りなのかも知れない。