低スペックPCに合う軽量Linux

低スペックPCに軽量なOSであるLinuxをインストールして快適に使おうと考える人も多いと思うから、スペックの低いPCに合うLinuxの選び方を書いておきたいと思う。

CPUがintelのiシリーズの初代以降で、メモリが4GB以上あるのであれば、もう話は簡単でXubuntuの1択だと言っても過言では無いだろう。

※大前提としてスペックの低いPCは軽いOSを入れるとしても、メモリを増設できるだけ増設し、HDDならSSDに換装しておくのが望ましい。

「Linux=軽い」と誤解している人もいるが、Linuxが軽いのではなくLinuxには軽さを追求している種類の物もあるよという程度であり、最新のUbuntuなんかを入れても、それほど軽さは実感できないと思うよ。

軽さだけで言えばXubuntuよりも軽いものはいくらでもあるけど、使い勝手が悪かったり、日本語入力がデフォルトで出来なくて最初の設定で困ったり、ネット上にも情報が少なくてやりたい事が実現できなかったりする。

ぶっちゃけこの記事を読んでいるであろうと想定する読者層のスキルでは、ちょっとハードルが高いというのが正直な感想。

もっとスペックが低い場合はどうか?core2duoとか、もっと古い時代のCPUとかになってくると、かなり用途が限られるんじゃ無いだろうか?

いくらOSが軽くてもブラウザを開けば数百MBのメモリ使用量になるし、YouTubeなどの動画を再生すればさらにマシンのリソースを必要とする。

だからメモリが256MBだとか512MBだとか、ガチの低スペックPCはもっと軽いOSをインストールしたところで、ブラウザすらも快適に動かせないと思う。

そういう場合はGUIを切ったCUI主体の運用になるかな?とは思うけど、最近のLinuxは当然そのレベルのスペックを想定して設計されておらず、古い更新の止まったOSなんかが対象になって来て、そういうOSはネット上に情報も無いし、かなりハードルが高いと思う。

セキュリティ上の理由からもあまりおすすめは出来ない。

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