パソコンでファミコンやるROM吸い出し&SFC・スーファミ他

こんにちは、minoruです。

今回はパソコンでファミコンのゲームをプレイする方法について話したいと思います。(FC/SFC(スーファミ)/GB/GBC/GBA/PCE/MDなど全てについて話します)

ファミコンのゲームをパソコンでやるために必要な物は、パソコン・ゲームソフト・ROM吸い出し機の3つで、大体初心者にとって最大の壁となるのが「ROM吸い出し機」です。

パソコン上でファミコンをしたいのではなく、パソコンモニタをTVの代わりにしたいだけならば、ファミコンをHDMI接続でパソコンモニターなどに表示させる方法へどうぞ。

ROM吸い出し機とはゲームソフト内部のデータを読み込んで、パソコンで使えるファイルとして保存してくれる機械の事です。詳しくはのちほど話します。

手順

順序としては、

  1. ゲームソフトを調達する
  2. 吸い出し機を調達する
  3. パソコンにゲームデータを保存する
  4. エミュレータと呼ばれる本体の代わりになる無料ソフトをパソコンにインストールする
  5. ゲームプレイ開始

このような順番になるかと思います。

ゲームソフトの調達はAmazonや駿河屋、それに実店舗のあるスーパーポテトなどの中古ゲーム屋さんなんかを探して、お目当てのゲームソフトを購入しましょう。もちろん押入れで眠っていた自分のソフトでもOKです。

ファミコンソフトはこちらでGETできます。

はっきり言って一番の難関は吸い出し機で、ここさえクリア出来てしまえば後はもう簡単なものです。では、そのROM吸い出し機も順に説明していきたいと思います。

※注意:ROMの吸い出しは基本的に合法です。吸い出したファイルをパソコンに保存しても合法です。ただし、それをネット上に許可無くアップロードしたり、違法にアップロードされた物を違法だと知りながらダウンロードしたりするのは違法です。

ファミコンROM吸い出し機の調達方法

ファミコンのROM吸い出し手段はいくつかあります。

  1. 吸い出し機を使う(パソコンスキル上級者向け)
  2. ゲーム互換機で吸い出す(初心者向け)

ひとつずつ順番に説明していきましょう。

吸い出し機を使う

Amazonで市販のROM吸い出し機を買うのがおすすめ。

ファミコンのROM吸い出し機

一般的にファミコンのROM吸い出し機は基盤剥き出しみたいな状態で売られている場合が多いです。最近のはUSBでパソコンにつないで、ドライバと吸い出し用のソフト(大抵買った時の説明書などに詳細が書いてある)をパソコンにインストールすれば、比較的簡単に吸い出しが出来るようになっています。

ただ、マッパーと呼ばれるカセットごとの仕様がファミコンの場合は千差万別で、レトロゲームの中でも吸い出しはビギナーにはハードルが高いかと思います。

FCダンパーでファミコンROMの吸い出し方法 Kazzo USB対応版にて私が吸い出した時の手順などを詳細にレビューしているのでよかったら参考にしてみてください。

ゲームボーイのROM吸い出し機

ゲームボーイの場合も事情はファミコンと殆ど同じで、大抵はGBAダンパーと言ってもGB/GBC/GBAの全てに対応しています。

ゲームボーイはファミコンと違って仕様が統一されているためか、拍子抜けするほど簡単に吸い出し出来ました。

GBAダンパーでゲームボーイROM吸い出し方法にて私が上記のGBAダンパーを使って吸い出した時の模様を詳しく書き残しているので、よかったら参考にしてみてください。

スーパーファミコンのROM吸い出し機

昔はSuperUFO PRO8のおかげでスーパーファミコン(SFC)は全てのレトロゲームの中で最も簡単に吸い出しが出来たのですが、SuperUFO PRO8なくなりました。

SFCダンパーも在庫が無く、最も吸い出しに苦労するゲームになった。

代替手段としてはゲーム互換機で吸い出すを提案したい。

その他のROM吸い出し機

吸い出し機の今後

今までは各ハードごとに吸い出し機が売られていましたが、今後はレトロベースダンパーと呼ばれる基本となる吸い出し機に、ファミコン用アダプター・スーファミ用アダプター…など、カセットの差し込み口だけを取り替えて共用できる方式に変わってきました。

レトロベースダンパー

ゲーム互換機で吸い出す

パソコンのエミュレータで遊ぶ事は出来ませんが、一部のレトロゲーム互換機では、カセットのROMデータを本体やSDカードなどに保存する事が出来ます。

吸い出した本体のみでしか使えない仕様になっています。

なのでパソコンのエミュレーターでは遊ぶ事が出来ないものの、カセットからROMを吸い出して、普段のゲームプレイは吸い出したデータを使用し、カセット自体は大切に厳重に保管しておきたい…という用途においては充分利用価値がある選択肢かと思います。

これ1台でMD/SFC/FC/PCE/GB/GBC/GBAと何でも読み込めるので、ハッキリ言って値段以上の価値はあると自信を持っておすすめできますね。

パソコンの知識とかスキルとか無くても、誰でも扱えるのも魅力ですし、今やパーツが揃いづらくなったスーファミでも簡単に読み込めますから。

エミュレーターを選ぶ

ROMの吸い出しが無事に終われば、あとはパソコン上でエミュレーターを呼ばれるソフトをパソコンにインストールします。エミュレーターとは本体の代わりとなるソフトの事です。

そのソフト内で吸い出したROMを使用する事になります。つまり、パソコンの画面の中でカセットとファミコン本体が完結しているような状態ですね。

  • ファミコン本体 ≒ エミュレーター
  • ファミコンカセット ≒ 吸い出したROM
  • テレビ画面 ≒ PCモニター

エミュレーターはWindowsであれば以下の3つから好きなのを試してみてください。

WindowsじゃなくてUbuntuを使っている場合は、公式の『ソフトウェア』からNestopiahiganFceuxなどがインストールできます。

ゲームパッド(市販コントローラー)でエミュレータを初めて使用する時は、パソコンの電源投入時からゲームパッドのUSBをパソコン本体に挿しておかないと、ちゃんと認識してくれません。一部のボタンだけ認識しなかったり、コントローラーそのものを認識しなかったりする。

上記ではファミコンのエミュレータだけご紹介しました、ゲームボーイやスーパーファミコン、それからPCエンジンやらメガドライブやらもエミュレータが存在します。

それぞれ『ハード名 + エミュレーター』で検索すれば、適したエミュレーターが簡単に見つかりますので安心してください。

LinuxやUbuntuをこれから試してみたい!と言う人や、今までWindowsで使っていたPCをWindowsは残したままLinuxやUbuntuを活用してみたい人は以下の本がおすすめ!
https://amzn.to/3Vl1oNx

LinuxやUbuntuを使おうとして、初心者の人が最初に「?」となりやすいのがコマンドでしょう。使い方がわかればこれほど簡単で便利なものはありませんが、最初は戸惑うのが普通です。そんな初心者に向けてマンガで超わかりやすいコマンドについて学べるのはシス管系女子みんとちゃんの本!
https://amzn.to/3FMTx5v

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする