こんにちは、minoruです。
いやー任天堂がやってくれました!2016年11月10日に、手のひらサイズのファミコンが発売されました!ただ、カセットを抜き挿しする事は出来ません。内蔵された30本のゲームで遊ぶ事ができます!
私は発売が発表されたと同時にAmazonで予約し、本日届きましたのでレビューします!
昔の面影がそのまま。懐かしいですねー、昔、我が家ではファミコンはゲームを終えると毎回箱にしまってました。パッケージの裏面はこんな感じ。
本体はまさにファミコン。
2コン側からの姿。
2コンのマイクはダミーになってます。あとカセット挿入口の蓋や本体全面のジョイカードなどを差し込んでた端子部の蓋も、カセットのイジェクトも全部ダミーです。
ちなみにアマゾンで買うと特典として限定ポストカードが30枚ついてきます!
30本のゲームがインストールされていると言っても、クソゲーばっかりなんじゃねえの?と思ったそこのあなた!いえいえ、なかなかのラインナップですよご覧ください!
ミニファミコン内蔵ソフトのタイトル一覧
若い人で上記のゲームに馴染みが無い人は、こういう本も出てるので読んでみると楽しめるかも!
一番嬉しいのは「悪魔城ドラキュラ」なんですよね、親戚のお兄ちゃんの家のディスクシステムで夢中になってやった記憶が蘇ってきますよ。私は当時ディスクシステムを持っていなかったので、悪魔城ドラキュラもゼルダの伝説もリンクの冒険も他人の家でしか見たことがありませんでした。
コントローラーサイズが小さくても大丈夫!
このニンテンドークラシックミニは手のひらサイズのファミコンなので、当然の事ながらコントローラーもそれに準じてミニサイズです。そのためコントローラーの操作性を心配している人もいると思います。
実は初期型のファミコンのコントローラーの十字キーと、現在の3DSの十字キーを比較すると、かなり3DSの十字キー(とBボタン・Aボタン類)は小型化されています。3DSのボタンサイズを考えると、ミニコントローラーがむしろ「調度良い」加減になるからです。
…と、購入前に私は思っていましたが、やはり標準的な日本人の体格の私でも、ちょっと小さいなこれは、せめてブルートゥースとかで別売りコントローラー的なものが欲しかったですね。
現在の主流であるアナログパッドやLRキーもファミコンのゲームには必要ありませんから、ゲームボーイミクロに近いサイズなので普通の日本人なら操作出来ないって事はないと思います。
特にセレクト・スタート・B・Aのキーに関しては全く問題ありませんし、十字キーも左右は結構いけます。上下が若干慣れるまでは窮屈かなといったところですかね。
小学1年生の子供にミニファミコンを使わせてみたところ、コントローラーサイズはまさにピッタリという感じで、全くなんの違和感も持っていませんでした!サクサク操作してますよ。3歳の子供だったらこれでもまだ大きいぐらいでした!
大人のために将棋とか麻雀、RPGなどの「非アクションゲーム」をもう少し沢山入れておいてくれても良かったかも知れません。
実はコントローラーの小ささは使ってると慣れてくるのであまり問題では無いんですが、使用するモニターやテレビによっては「遅延」と呼ばれる現象が起きます。我が家のリビングにあるテレビは古くて安いタイプなので遅延が発生します。
コンポジット接続でニューファミコンを現役で使っているので余計わかるのですが、まずミニファミコン内部で描画された情報がテレビに映し出されるのに若干のタイムラグが発生し、そのズレた画面をもとにしてボタン操作をするのでキャラの動作が一時が万事ワンテンポ遅れる。
これは別にファミコンのせいではなくモニタの遅延のせいなので、これが許せない人は遅延の少ないゲーム向きのモニタなどを用意した方が良いですね。
あと、最初にも言いましたがカセットの入れ替えは出来ません。最初からインストールされている30本のソフトしか遊べません。ダウンロードなどでゲームを追加したり削除したりも出来ません。でも子供のころを思い返してみると、ソフト30本持ってる奴って稀な存在なので相当遊べる量ですよ。
ちなみに今回のは巷での通称は「ミニファミコン」ですが、「ファミコンミニ」と言えばかつてゲームボーイアドバンスで発売されていたファミコンシリーズの事ですね。
ミニファミコンの電源はUSB・モニタ接続はHDMI
電源はUSBのACアダプターで、普通に普段スマホで使用しているUSBケーブルがあれば、それを流用・共用できるので、わざわざ買う必要はありませんね。
モニターへの接続はHDMI接続だけに対応しているので、HDMI対応のテレビかパソコンモニターとHDMIケーブルが必要です。もちろん本体に同梱されているんですが、長さは1.5mぐらいと短めなので使用環境に合わせて長めのHDMIケーブルを用意しましょう。
背面は電源を取るためのUSB端子(スマホなどと同型)とHDMI端子があるだけのシンプルさ。
HDMI接続の恩恵として、昔のブラウン管と違って滲みが全くありません!(設定でわざと滲みを出す事もできますが)ドットがとてもくっきりピッシー!と表示されていて気持ち良いです。
どこでもセーブあり!
エミュレーターの世界では常識ですが、このミニファミコンでも「どこでもセーブ」が使えるようになっています。どこでもセーブとは何かというと、RPGとかだと教会とか王様に会いにいかなくてもどこでもセーブができるって事です。
このどこでもセーブの何がすごいって、マリオ3とか、忍者龍剣伝とか、魔界村とか、ファミコン時代には全面クリアまで長くて難しいくせにセーブがなかったソフトでも、どこでもセーブできちゃうわけですよ!
魔界村とかロックマンとか、ボス戦の直前でセーブできたら超うれしいですよね!
一番すごいのは今回のミニファミコンにはファイナルファンタジー3がインストールされてるわけですが、FF3って最後のダンジョンであるクリスタルタワーに入る直前から、最後のボスを倒すまで一切セーブポイントが無いんですよ。
比較的難易度が下がったと言われているDS版のFF3でも、レベル52ぐらいでも、この間3時間ほどかかります。FC版だと更に難易度は高く、普通の現代人は時間的な問題だけでもクリアが難しいのですが、どこでもセーブ機能のおかげでチビチビセーブをしながらクリスタルタワーを攻略できるのです!
ケルベロスの3回攻撃も、暗闇の雲の波動砲も、ナンボでもこんかい!ですよ!FF3最後の最後で挫折した思い出の方は特に今回リベンジする最大のチャンスです!
昔はお母ちゃんに「時間やで!はよ終わり!」と怒られて、「セーブするまで待って−!」と懇願するも「あかん!時間やから!ブチーッ」みたいなセーブ完了までの駆け引きが親子間でありましたが、これならノータイムセーブで余裕です。
それに最近のコンシューマー機(据え置き型ゲーム機)と違って、電源オンした瞬間に点く!電源オフした瞬間に切れる!これがストレスなくて気持ち良いですね!!!