こんにちは、minoruです。
ニンテンドースイッチのゲームソフトで、100時間以上、いや何なら一生遊べるような長く楽しめるゲームを紹介したいと思います。
長く楽しめるゲームの条件
まず、ゲームが長く楽しめない理由は飽きるか、もしくは難しくて行き詰まるか、この2つが大きな理由になっていると思います。
人はなぜ飽きるのか?
人はなぜ飽きるのかと言うと、新鮮さが無くなるから飽きます。なのでファミコン初期のころのドンキーコングなんか、ステージ数も少ないしすぐクリアできて同じステージを何度もプレイする事になるので、飽きます。
たとえステージ数が膨大であっても、全て何度もクリアしていれば飽きます。
ステージ数が多すぎて、最後のステージをクリアした時に、最初のステージの記憶がキレイさっぱり自分の頭から消えていれば、また1から楽しめるのですが、それでも何周もしていればさすがに新鮮さは失われていくでしょう。
なので、ストーリーに沿って展開されるゲームは、たいていの場合すぐ飽きます。人気マンガやアニメのキャラクターが主体のゲームもすぐ飽きます。
ストーリーの無いゲームの方が飽きない。
グラフィックの重要さ
最近のゲームは3Dだし、美麗なグラフィックですが、ゲーム内のグラフィックがリアルになればなるほど、私達が普段目にしている現実の風景に似ているので飽きます。
そういう意味では、龍が如くみたいな国内の町並みをリアルに再現した舞台のゲームより、ファンタジーの世界を描いたゲームの方が飽きづらい可能性があります。
昔のパソコンで登場した初代ウィザードリィなんて、ダンジョンをワイヤーフレームと呼ばれる「ただの線」で表現しているにも関わらず、何十年もプレイする人がいたりします。
将棋もそう、5角形の駒に漢字が書いてあるだけのグラフィックなのに、驚異的な競技人口数、そして驚異的な競技年月を叩き出しています。
飽きないゲームはグラフィックがシンプルなものも多く、グラフィックが綺麗だから飽きないと言うわけでも無いでしょう。
ただ、好きなキャラの絵はいつまででも見てられる…みたいな事もあるし、流行りものではない自分の好きな絵やキャラであるってのは1つのポイントかも。
やりこみ要素
ゲームメーカーが用意した「やりこみ要素」って、得てしてありがた迷惑と言うか、ユーザーはあまり価値を感じないケースが多いですよね。
それはトロフィーのコンプリートとか、そういうのって、結局「単なるおつかいゲー」になってしまうわけで、楽しくなくなるわけです。
例えば、やりこみ要素があると言われる事が多い、昔のドラクエ3だと、1~2の時代にはわりとすぐにレベルの上限に達していたのが、最高レベル99までになり、ゲームをクリアしても99まで上げてみたい…とか、
普通のパーティーでクリアできたから2周目は遊び人を何人か入れてやってみようとか、3人パーティーで行ってみようとか、勇者1人旅とか、縛りプレイなど、自主的にやりこみ要素を見つけられる環境だったのが大きいわけです。
飽きないための条件
野球観戦やサッカー観戦など、好きな人は毎日でも飽きないですよね。それは2つとして全く同じ内容の試合は存在しないからです。
でも、あまり野球やサッカーに興味が無い人にしてみたら、何か毎回毎回同じような事をしているのに飽きないの?と思ってしまいます。
なので、自分が興味を持っている、その競技が好き、面白さを見出しているってのはすごく重要で、これはゲームにも同じ事が言えます。
そして…
適度なランダム性
上記のドラクエ3でも、ボスでは無い雑魚敵が、毎回同じ場所とタイミングで、毎回同じ編成で出るようでは、すぐに飽きてしまいます。
だからマリオなど、決まった場所で決まった敵やアイテムが出るゲームは、ある程度の時間プレイすると、だんだん飽きてしまいます。
運要素が一見少なそうな将棋にしても、ある一手を指した時に、相手が逃げるか、駒を取って来るか、放置して他から攻めて来るか、相手の判断はランダム性があります。
自分の想定外の手を指して来る意外性もあります。
麻雀なんかは配牌、ツモ、他人の捨て牌や鳴きなど、ランダム性が高いですから、麻雀も昔から多くの人に愛されているゲームです。
そして、上記の将棋・麻雀にも言えるのが対人性って事。
機械のアルゴリズムや、クセのようなものって、一度傾向に気付いてしまうと、攻略できてしまいますが、人間は人によって判断が違うし、成長するので戦うたびに強くなっていったりして、常に新鮮な緊張感を与えてくれます。
プレイヤー自身がコンテンツ
飽きないゲームに共通しているのは「自分自身の成長が楽しめる」という事。ゲーム内のキャラクターを成長させても、いつかレベルカンストして、ステータスもMAX値になり、それ以上の成長が見込めなくなります。
しかし、将棋・麻雀・スポーツなどに限らず、飽きずに長く付き合えるゲームって、プレイヤー自身の成長が楽しみの源泉になっている事が多いです。
操作性
格闘ゲームが流行らない理由、私は操作性にも一因があると思います。普段自分が生活していて、思い切り強く何かを叩こうと思っているのに、間違えて弱く蹴ってしまう…そんな事はありえないですよね。
要は波動拳が出したいのに通常パンチが出たり、サマーソルトキックを出したいのに普通に上段蹴りが出たり、そういうのがあると「心地よくない」わけです。
ファミコンでマリオが流行ったのは、Bを押せばファイヤーボールが出る、Aを押せば問答無用で飛ぶ、シンプルにプレイヤーが思った通りの動作をキャラがするからです。
スイッチで飽きないゲーム
さて、ここからが本題ですが、ニンテンドースイッチで長く遊べるゲームについて紹介していきたいと思います。基本的に上記で話した飽きない条件を満たしている作品が多いです。
スプラトゥーン3
スプラトゥーンとは任天堂のゲームで、ネット対戦で知らない人(またはフレンド)4人対4人のチーム分けで、お互いのチームカラーのインクが出る水鉄砲を使って撃ち合いをし、3分間でより多くの面積を塗ったチームの勝ちと言うゲームです。
1発目からすみませんが、スプラトゥーンは一生遊べるとは言えないかも知れません。ただこまめにアップデートが行われて、新しいブキやステージなどが頻繁に追加されるため、数年単位で飽きが来ないゲームだと言えます。
私も前作であるスプラトゥーン2は6000時間以上プレイしました。けど、最後のアップデートが行われてから半年くらいは触らなくなったので、やっぱりアップデートがあるから飽きてないだけと言えるゲームかも知れません。
バトルの勝敗だけでなく、ギアと呼ばれる服装などもオシャレでかわいくて、そういうアイテムをコレクションするような楽しみ方とか、まさに「自分たちでやりこみ要素を見いだせる」ゲームだと言えると思います。
初心者は初心者同士マッチングしやすい仕組みなので、いきなり上級者にボコられるみたいな事は基本的には起きづらい仕様となっています。(全く無いとは言えないが…)
PCやPS5ではスプラトゥーンはプレイできない、ニンテンドースイッチだけでプレイできるゲームなので、まずはこれを紹介したかった。
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麻雀・将棋・テーブルゲーム
王道とも言える麻雀・将棋・テーブルゲームは、別にニンテンドースイッチじゃなくても、PCでもスマホアプリでも、探せばいくらでもあるかと思います。
なので、これらのゲームのためにわざわざスイッチを買う…って言うゲームじゃ無いだろうし、別にスイッチじゃなくても良くね?って言うゲームかも知れないけど…
でも、スイッチでやっても面白い。のも事実。
そこでオススメなのが世界のアソビ大全51というゲームです。
マンカラ、チェス、リバーシ、五目ならべ、ドット&ボックス、ナインメンズモリス、将棋、5五将棋、コネクトフォー、ウサギと猟犬、ヨット、ヒット&ブロー、バックギャモン、チェッカー、ヘックス、ルドー、チャイニーズチェッカー、麻雀、ドミノ、花札…などなど他にも沢山のゲームが収録されています。
ゲームが沢山入っているので、たまに馴染みの無いゲームを触れば、それはそれで新鮮さがありますし、長年親しまれて来たゲーム群だけに、長く楽しめるのは間違いありません。
月額300円前後のニンテンドースイッチオンラインに加入すれば、世界中の誰かとネットを通じて対戦もできます。
スイッチを持って友人知人と集まれば、ローカル通信対戦もできます。
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テーブルゲームと言えば、桃太郎電鉄はどうか?と思うかも知れませんが、あれって他の人の順番の時間が長く、その間がわりと手持ち無沙汰ですし、たまにやると面白いけど、飽きずにずっとやり続けるゲームとは言えないかなと言う印象。
それに運要素がある…というレベルではなく、ほぼ運のみで、プレイヤーの成長の余地があまり無く、長く楽しむと言うよりは、誰でもできるから、仲間が集まった時にワイワイ言いながらやる用のパーティーゲーって感じ。
それからマリオカートもアイテムがランダム性のように思うかも知れませんが、順位が低い方が強いアイテムが出るわけで、上手くなって気持ちよく先頭を走っててもサンダーで停止させられたりして鬱陶しいよね。パーティーゲーとしては優秀だけどね。
ひたすらタイムアタックを一人でやってても、もうコレ以上タイム縮めるの無理だろ!ってところまで極めたら終わりだもんねぇ。
作業ゲー
マインクラフト・A列車・ダービースタリオン・ウイニングポストなどの箱庭ゲー・作業ゲー(シミュレーションゲーム)も一見長くできそうなゲームではあるのですが…
この手のソフトは序盤から軌道に乗るまでは楽しくても、一旦軌道に乗ってしまうとマンネリ化して飽きると言うケースが多いかと思います。
競馬と言うことであれば、チャンピオンジョッキースペシャルが、上記の4つには無いプレイヤー自身の成長と言う点があるので、軌道に乗れば乗るほど楽しめます。
前作のG1ジョッキー時代から合算すると1万時間以上は遊びました。
…が!前作のG1ジョッキー時代は操作性が良かったのに、チャンピオンジョッキーに変わってからは操作性が悪くなりました。
見せムチ・通常ムチ・風車ムチが十字キーで切り替えた後にボタンを押す仕様になり、風車ムチを出したいのに通常ムチが出たりして、これが最高に心地よくないのです。
画面に確認できる表示が出てますが、私のような前作からの猛者は画面表示は全部消しているので、レース中に十字キーを押す、ただそれだけとは言え、ムチがチェンジできたのかどうか非表示ではわからない。その事が不快でやめました。
それから前々からレース前にBGM選択いらないというユーザーの声があるにも関わらず、そこに対して全く対応が取られていない点も不親切だと思いました。
ちょっと話が脱線しましたが、基本的にシミュレーションゲームはレゴブロックとか、粘土遊びとかが好きな人には向くかも知れませんが、飽きやすい方では無いでしょうか。
ローグライク
不思議のダンジョンシリーズに代表されるローグライクのゲーム、トルネコが有名ですが、私はトルネコと言うキャラにそれほど思い入れが無く、なんとなく食わず嫌いしてました。
しかし、今回一生遊べる、長く遊べるゲームを探し求める中で、このトルネコを代表としたローグライクのダンジョンRPGというジャンルを試してみました。
スーパーファミコンのトルネコを少し触ってみたのですが、なるほど、今まで食わず嫌いしていたけど、わりと面白いかも知れない。
アイテムや敵キャラがドラクエから流用されているので、強い敵か、弱い敵かが直感的にわかりやすく、アイテムもどんな効果があるものか直感的にわかります。
公式は1000回あそべるRPGと謳っていて、トルネコ好きなファンは一生遊べると言っている人もいます。
ゲームをやるたびにダンジョンの迷路が変化するって言っても、壁のグラフィックが一緒なんだから、そうは言っても飽きるだろ…と思っていたのですが…
スペランカーしかり、ドラクエしかり、FFしかり、洞窟の中って全部土やん!って事で、グラフィックが単調なのは、このゲームにおいてはそれほどネックでは無いかも。
ローグライクの始祖と言えるRogueなんかは文字でキャラクターを表していた…
※上記画像はいわゆるクローンゲームですが…
グラフィックが弱ければ弱いほど、人は想像力でそれを補う。そういう意味では下手な漫画を読むより、小説の方が人は楽しいと思えるのかも知れない。
とにかく、この手のローグライク・ダンジョンRPGは、序盤に良いアイテムを拾えるかどうかが重要で、それが麻雀の配牌や詰将棋の配置などに通ずるものがある。
それに通常のRPGだと、あそこの部屋には宝があるとか強い敵がいるとか、1回プレイすると覚えてしまいますが、ローグライクにはそれが無い。
また、ストーリーが無い…事はないけど、ストーリーがゲームにおいて全く重要では無いものが多く、それも飽きない理由になる。
スイッチにもローグライクなダンジョンRPGは様々発売されているが、初心者でもとっつきやすいのはポケモン不思議のダンジョンではないだろうか?
やはり、お馴染みポケモンのキャラなど、キャラやアイテムが直感的にわかりやすいだろうし、そもそもが初心者を意識した作りになっている。
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とは言え、一生遊べるかと言われると、初心者向けであるが故に厳しいか?
パズルゲーム
飽きないゲームの条件をほぼ全て満たしていると言っても過言ではないゲーム、それはもしかするとテトリスなのでは無いでしょうか?
私、初期のモノクロゲームボーイでテトリスに出会い、それから30年経った今でもテトリス飽きてません。プレイ時間はウン10万時間…それ以上?
麻雀も相当ハマりましたが、近年麻雀の競技人口は減っているし、ローカルルールが多すぎてルールが統一されていないのも少しネック。
割れ目・焼き鳥・赤ウー・ご祝儀だのチップだのウマや順位点など、いわゆるインフレルールと呼ばれる、なんだか訳のわからない運ゲー要素がゴテゴテ付いて、しょうもなくなってやめました。運で勝敗が大きく変わるならサイコロだけで良いやんって話。
麻雀が再び娯楽の王様の座に返り咲く事はもう一生無いと思いますが、テトリスを超えるほどのゲームはそう簡単には出て来ないのでは無いでしょうか?
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