Ubuntuでマウスを自動化する方法は、『XTEコマンド』と『シェルスクリプト』の組み合わせで実現できる。
インストール
XTEコマンドを使用可能な状態にする。
sudo apt install xautomation
これでxteコマンドが利用可能になる。
※似たようなもので xdotool と言うのもあり、それの方が良い場合もあるかも知れないが、現状困っていないので詳しくは調べていません
参考
http://pieceofnostalgy.blogspot.jp/2014/02/blog-post.html
http://blog.father.gedow.net/2012/07/27/xautomation-auto-mouse-keyboard-manual/
あとはシェルスクリプトにコマンドを書き、実行すれば良い。
例
#!/bin/sh
#マウスをブラウザの上に移動させる
xte 'mousemove 260 260'
#マウスを右クリックしてブラウザをアクティブにする
xte 'mouseclick 3'
#altキーを押しっぱなしにする
xte 'keydown Alt_L'
#dキーを押す
xte 'key D'
#altキーを離す
xte 'keyup Alt_L'
#アドレスバーにカーソルが移動するのでURLを打ち込む
#日本語はできないみたい
xte 'str http://'
#コントロールキーとかセミコロンとか
xte 'keydown Control_L'
xte 'key semicolon'
xte 'keyup Control_L'
xte 'key 0'
xte 'key Return'
xte 'key Return'
#マウスをブラウザの上に移動させる
xte 'mousemove 260 260'
#マウスを右クリックしてブラウザをアクティブにする
xte 'mouseclick 3'
#altキーを押しっぱなしにする
xte 'keydown Alt_L'
#dキーを押す
xte 'key D'
#altキーを離す
xte 'keyup Alt_L'
#アドレスバーにカーソルが移動するのでURLを打ち込む
#日本語はできないみたい
xte 'str http://'
#コントロールキーとかセミコロンとか
xte 'keydown Control_L'
xte 'key semicolon'
xte 'keyup Control_L'
xte 'key 0'
xte 'key Return'
xte 'key Return'
まぁたとえばこんな感じ。
記号に関してはここのページが詳しく載っています。
「;」=「semicolon」
「:」=「colon」
など…。
ただし、2012年と古い記事だったせいか、私の環境ではアスタリスクが違った。実際のキーボードのように、シフトキーを押したまま「:」を押す命令が必要だった。
xte 'keydown Shift_L'
xte 'key colon'
xte 'keyup Shift_L'
xte 'key colon'
xte 'keyup Shift_L'
すでに更新をストップしているブログなので、サービス終了などで参照元のページが削除された場合、私が困るので、念の為保存用として画像で引用しておく。