Ubuntu シェルスクリプト 書き方 作り方

Ubuntu(Xubuntu含む)でシェルスクリプトを作る方法

手順

1.テキストエディタを開く
2.ファイルの先頭行に以下を記入するのだが…

#!/bin/sh

現代ではbashと記述した方が便利だろう。

#!/bin/bash

※shとbashの違いは、起動時に使用されるシェルの違いです。shは「Bourne shell」と呼ばれ、bashは「Bourne-Again shell」の略称です。shは初期のUNIXシステムで使用されたオリジナルのシェルで、POSIX規格に基づく標準のシェルとして使用されています。一方、bashはGNUプロジェクトの一環として開発されたshの拡張版で、shの全ての機能を継承しており、その他の機能も追加されています。

bashは、コマンドの自動補完やヒストリ機能、プロセスのジョブ制御など、より高機能なコマンドラインインタフェースを提供しています。また、bashは、if文やfor文などの制御構造を含む、より高度なスクリプトを作成できるため、システム管理者や開発者にとっては、より使い勝手の良いシェルとして広く使用されています。

後は実行したいコマンドを列挙するだけ。
コマンドは上から順番に1行ずつ実行される事になる。

3.ファイル名を『○○.sh』で保存する

bashで作成したシェルスクリプトでも拡張子は.shで構いません。一般的に、シェルスクリプトの拡張子は.shが使われることが多いです。ただし、拡張子自体はシェルスクリプトの動作には影響を与えないため、拡張子を.sh以外にすることも可能です。

4.端末で以下を実行

sudo chmod +x ○○.sh

これで実行する時簡単になるので以下のコマンドで実行できる
5.実行する

./○○.sh

※1行目に書いたやつはshebangって言います。
/bin/sh と /bin/bash の違い

ちなみに…

手順4のchmodはGUIでファイルのプロパティから「アクセス権」に進み、「プログラムとしての実行を許可する」にチェックを入れても同様の効果がある。

ちなみに、この手順を省いたファイルの場合ファイルはプログラム化されていないが…

bash ◯◯.sh

とやれば実行できる。

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