※Linux(Ubuntu や WSL)での Bash シェルスクリプトを想定したコマンド解説です。
以下のような sed
コマンドを使えば、テキストファイルから空行・空白(スペースやタブなど)だけの行をすべて削除できます:
sed '/^[[:blank:]]*$/d' input.txt > output.txt
解説:
^[[:blank:]]*$
:行頭から行末まで、スペースやタブ(空白)だけで構成されている行を意味します。d
:該当する行を削除。input.txt
:元のファイル。output.txt
:空白行を削除した結果を保存するファイル。
上書きしたい場合:
元ファイルを上書きしたいなら -i
オプションを使います(対応している環境でのみ):
sed -i '/^[[:blank:]]*$/d' input.txt
ちなみに grep
を使ったバージョンもあります(削除というより「非表示」する形):
grep -v '^[[:blank:]]*$' input.txt > output.txt
こっちは「空白だけの行を除外して表示」した結果をファイルにするという意味です。どちらも用途に応じて使い分けてください。
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