こんにちは、minoruです。
PCを Xubuntu 20.04 にアップグレードしたのですが、パネルにランチャーを色々と設定して、いざバックアップを取っておこうとすると、パネルプロファイルの保存ができない!
現象
保存するためのウィンドウは出るんだけど、「設定の保存」も「キャンセル」も押せなくて、×でウィンドウを閉じる事しかできない。
日本語がネックらしい
結論から言うと、シェルスクリプトをランチャーに設定していたんだけど、そのシェルスクリプトの入ってるディレクトリ(フォルダー)に日本語が入っていたのが原因。
※しかし、のちほど重大な事が判明する
なので、シェルスクリプトの入ってるディレクトリ名をアルファベットに変えて、ランチャーの設定内の「ディレクトリの編集」の所もアルファベットに変える。
名前欄のところは日本語でも問題なかった。これで現在のパネルプロファイルが保存できるようになる。
バグなのか仕様なのか知らないが、できれば日本語フォルダー名でも問題なく保存できるようにして欲しい。
ちなみに関係があるかどうかはわからないが、今回問題が起きた、この Xubuntu 20.04 は新規インストールではなく、18.04からのアップグレード。
エクスポート正常にできてない!
やれやれ保存できた…と喜んでいたら、エクスポートしたプロファイルをインポートしてみると、独自に設定していたランチャーが影も形もない!
つまり、保存ボタンは押せるようになったがまだ問題は何も解決してなかった!
これも結論から言うと、コマンド欄のところを…
ではなく、
とする事で一応解決はできた。
つまり、ディレクトリには日本語を使用せず、シェルスクリプトをランチャーに設定する時は書き方に注意する必要があるという事。
プロファイルバックアップ代替策
とは言え、ドキュメントとかピクチャーとかの最初から日本語のフォルダー名は今更英語のフォルダー名に変えたくないよ!という場合も多いし、そもそも我々は日本人なのでフォルダーやファイルの名前は日本語の方が使いやすい。
なんで暮らしを便利にするPCという道具を用いて、わざわざ不便な思いをしなければならないのか!というわけで無理やりバックアップの方法を探ってみた。
結論から言うと、
/home/(ユーザー名)/.config/xfce4/panel/
と言う場所に、このパネルに関する設定ファイルが色々と格納されている事を突き止めた。なのでxfce4という名前のフォルダごとまるっとどこかにコピーして保存しておく。
※通常のファイラーでは隠しファイル状態になっているので、Ctrl + H で隠しファイルを表示できるモードにファイラーを切り替えてあげよう。
その後パネルをいじって設定が変わっても、このxfce4という名前のフォルダを消して、コピーしておいた物と差し替えて、PCを再起動とかすれば、元々の状態に戻せるはず。
確認のため自分のPCで上記の代替策を試してみたところ、目論見通り上手く行った。
ただし後日、まったく新しい環境、つまり「Xubuntuをクリーンインストールした状態」で上記のようにフォルダやファイルを上書きしても上手くはいかなかった。
完全なバックアップとしては上記の方法では不十分なようなので、新しい環境では日本語を使わずに正規のバックアップが使えるようにしようと思う。