全くの初心者がWindowsでPythonを始めるための最初のステップ

「Pythonを使ってみたいけど、全くわからない！」と感じている方へ、今回はWindowsでPythonを始めるための簡単なステップをわかりやすく解説します。Pythonはとてもシンプルなプログラミング言語なので、少しずつステップを踏んでいけば初心者でもすぐに使えるようになりますよ！

1. Pythonのインストール

まず最初に必要なのは、Pythonをパソコンにインストールすることです。以下の手順で進めていきましょう。

Python公式サイトにアクセス：
- 公式サイトにアクセスします。
- メニューの「Downloads」から「Windows」を選択します。
最新版のPythonをダウンロード：
- 「Download Python (バージョン番号)」というボタンが表示されているので、それをクリックしてダウンロードします。
インストーラーを実行：
- ダウンロードしたファイル（インストーラー）をダブルクリックして実行します。
必ずチェックする項目：
- インストール画面で、「Add Python to PATH」というチェックボックスが表示されるので、これに必ずチェックを入れてください。これを忘れると後でコマンドを実行できなくなる可能性があります。
インストール開始：
- 「Install Now」をクリックしてインストールを始めます。数分後にはインストールが完了するはずです。

Pythonが正しくインストールされたかどうかを確認するために、簡単な操作を行います。

コマンドプロンプトを開く：
- スタートメニューから「cmd」または「コマンドプロンプト」と検索して、コマンドプロンプトを開きます。
Pythonのバージョンを確認：
- コマンドプロンプトに以下のコマンドを入力してEnterキーを押します：
```
python --version
```
- 「Python 3.x.x」といったバージョン情報が表示されたら、正しくインストールされています。

次に、Pythonが正しく動くかどうか確認するために、簡単なプログラムを書いてみましょう。

Pythonを起動：
- コマンドプロンプトにpythonと入力してEnterを押すと、Pythonのインタラクティブシェル（Pythonを直接動かせる環境）が起動します。
簡単なプログラムを入力：
- 以下のコードを入力してみてください：
```
print("Hello, Python!")
```
- Enterを押すと、「Hello, Python!」というメッセージが表示されるはずです。
Pythonを終了する：
- Pythonのインタラクティブシェルを終了するには、exit()と入力してEnterを押します。

コマンドプロンプトだけでもPythonは使えますが、コードを書くのに便利なツールを使うとさらに快適になります。そこで、**統合開発環境（IDE）**という便利なツールを使いましょう。初心者におすすめのIDEは、VS Code（Visual Studio Code）です。

VS Codeのダウンロード：
- VS Code公式サイトにアクセスし、Windows用のインストーラーをダウンロードします。
VS Codeのインストール：
- ダウンロードしたファイルを実行し、インストールを行います。インストールが完了したら、VS Codeを開いてみましょう。
Python拡張機能を追加：
- VS Codeを開いたら、左側にある「拡張機能」のアイコンをクリックします。
- 検索バーに「Python」と入力し、表示される「Python」拡張機能をインストールします。
最初のPythonファイルを作成：
- 「ファイル」メニューから「新しいファイル」を選び、.py拡張子を付けて保存します（例：hello.py）。
- 以下のコードを入力して保存します：
```
print("Hello from VS Code!")
```
- ファイルを保存後、右上にある「再生ボタン」をクリックすると、プログラムが実行され、「Hello from VS Code!」と表示されるはずです。