Ubuntu(Xubuntu含む)などのLinuxでKdenliveと言う動画編集アプリを使っているのですが、背景を透過したままの状態で動画素材として保存したい場合があります。
結論としては、クロマキー処理などで背景を透過して、それをmov形式で保存すると良いのですが、その時に無音の音声トラックも生成されてしまいます。
動画ファイルから音声データを消して無音にする方法
このmovファイルを音の情報を一切含まないファイルにするには以下のようなコマンドで音声トラックを除去するとできます。
Ubuntu(Xubuntu含む)などのLinuxで、ffmpegコマンドを使って、無音の、音声トラックを含まない動画ファイルにするには、ffmpegなどのコマンドラインツールを使用して、元の動画ファイルから音声トラックを除去する方法があります。
ffmpeg -i input.mov -c:v copy -an output.mov
このコマンドは、入力ファイル input.mov
から音声トラックを除去し、output.mov
という名前の新しいファイルを作成します。
オプション -c:v copy
は、ビデオストリームをそのままコピーして変換せずに出力することを指定します。オプション -an
は、音声ストリームを無効にします。
このコマンドを実行すると、元の動画と同じ内容の動画ファイルが作成されますが、音声トラックが含まれていないことになります。