ubuntuで.aviファイルをDVDプレーヤーで再生できるディスクに収録する方法

ubuntuで拡張子が.aviの動画ファイルをDVDに収録して、そのDVDディスクを市販のDVDプライヤーやプレステなどのゲーム機で再生するまでの方法を解説します。

たとえばDVDに.aviファイルをそのままコピーしても、それではDVDプレーヤーは読み込む事ができませんので、一旦ISO(拡張子.iso)と呼ばれるイメージファイルに変換する必要があります。

ubuntuの場合はこの変換にDeVeDeというソフトを使用します。入手方法はubuntuソフトウェアセンターで「DeVeDe」と検索すればでてきます。

Devedeを起動したら、DVDに収録したい.aviファイルをドラッグしてリストに入れます。

重要なのは、最初はPAL方式が選択されている状態ですが、日本の場合はNTSC方式ですので、ここを忘れずに変更しておかないと、日本の殆どのプレイヤーで再生できません。(一部できるものもあります)

あとは「進む」をクリックして、保存場所などを聞かれるので必要があれば変更して「進む」をクリックすると、メーターが出てきて映像の変換が始まります。

それが終わるとそのまま終了するか、DVDに収録するかを問うてきます。

ubuntuパソコンのDVDドライブに空のディスクが入っているのなら、「Burn」を選んでDVDへデータをコピーする作業に進めます。

見れねえ!

上記の方法でDVDに映像データを入れる事はできたし、パソコンからは見られるんですが、プレステ3で再生してみようとすると「PAL方式には対応していません」みたいなメッセージが表示されて見ることができませんでした。

ちゃんとDevedeの設定でNTSCを選択したのになぁ…

ubuntuには他にも「DVD Styler」というオーサリングソフトがあり、こちらを試してみましたが、変換が始まった瞬間にエラーが発生して強制終了となり、全く使えませんでした。無知なので一体何が原因なのかもわからず役立つ情報は提供できそうにありません。

Windows7の「Windows DVDメーカー」を使ってみましたが、こちらも進捗バーが93.3%に達したところで応答なしになって作業が完了せず…これは外付けDVDドライブに問題があるか、PCのスペック不足の可能性もありますが…

動画ファイルをDVDに焼くというだけの事でこれだけ苦戦するとは思いもしなかった…。

成功した方法

結果的になんとかDVDプレーヤーで動画を再生する事が出来たので以下にまとめます。

※元の.aviファイルがWindowsなどで制作したものの場合、プロパティ情報に「別の場所に移動させない」という設定がされている可能性があります。私がBandicamでデスクトップの作業手順などを動画化したものはそうなっていました。

その場合は、右クリック→プロパティ→詳細→プロパティや個人情報を削除…とやれば削除できるみたいですが、私の場合はubuntuのPCにファイルを移動させるためにSDカードにデータをコピーしようとした際に、Windowsから「プロパティを削除するか?」というメッセージが出てきたので、そこで削除しました。

このプロパティの設定はどのような状況で設定されるのか私はよく分かっていませんし、ubuntuでこのプロパティ情報を削除する方法も今は知りません。

  1. もとの.aviファイルを「Open Shot Video Editer」でmpeg-4に変換
  2. そのmpeg-4ファイルを「Devede」でISOファイルに変換
  3. ISOファイルに変換後DVDに焼くか聞いてくるので選択肢の「Burn」を選択して進める

この方法で一応PCはもちろん、PS3でも再生できるディスクが作れました。

LinuxやUbuntuをこれから試してみたい!と言う人や、今までWindowsで使っていたPCをWindowsは残したままLinuxやUbuntuを活用してみたい人は以下の本がおすすめ!
https://amzn.to/3Vl1oNx

LinuxやUbuntuを使おうとして、初心者の人が最初に「?」となりやすいのがコマンドでしょう。使い方がわかればこれほど簡単で便利なものはありませんが、最初は戸惑うのが普通です。そんな初心者に向けてマンガで超わかりやすいコマンドについて学べるのはシス管系女子みんとちゃんの本!
https://amzn.to/3FMTx5v

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする