こんにちは、minoruです。
※この記事はFirefoxをサポートしないWebサイトを、Firefoxで閲覧・利用する事を推奨する記事ではありません。ある日突然Firefoxで見れなくなったサイトに対して、見れなくなった原因を切り分けるための確認手法として書いています。
今、世間ではFirefoxが大変肩身の狭い思いをしていて、色んな大企業のWebサイトなんかがFirefoxはサポートしませーん!って感じで排除されている。
先日いつものサイトにアクセスしたら…
Forbidden
You don't have permission to access / on this server.
最初はあれ?メンテナンス中?とか思ったけど、それだったらそれで現在メンテナンス中ですというメッセージを出すのが普通。
スマホで同じサイトを表示してみると…表示される!
PCで別のブラウザから…表示される!
ええ!Firefoxだけ締め出されてる!?Firefoxがバージョン100にアップデートした直後なので、Firefoxの不具合かも知れないし、バージョンの桁数が変わった事によるサイト側のブラウザ判定のミスの可能性もあるが…
原因の切り分けのために、考えたのが以下の結果。
もし相手のサーバーがユーザーエージェント情報によってブラウザを判定し、その結果弾かれているのだとすれば、ユーザーエージェントを変える事によってサイトの表示を見る事ができるかも知れない。(Refererリファラーでは無く、UAね)
自分でWebサイトを運営していると、自分のPCの環境では正常に表示されるのに、他の環境や他人のスマホで見させてもらうと表示が崩れていたりして「なんじゃこりゃ!」ってなる事は珍しいことではないし…
色んな環境の人の表示を確認する事はエンジニアとしても必要なので、今回ユーザーエージェントの変更を試してみる事にした。
今回試したアドオン
User-Agent Switcher and Manager
アドオンをインストールすると、Firefoxのウィンドウ右上の≡メニューボタンの左側に、アドオンのアイコンが表示されるので、クリックする。
Windows/Chromeのできるだけ新しいバージョンを選択しApplyで実行する。
その結果、当該サイトを表示してみると、いつも通りに表示された。これでFirefoxの不具合ではなく、サイト側がFirefoxを締め出した事が確認できた。
まあ私の場合「Linux版のFirefox固有の不具合」という可能性もあるけど…
とにかく見れた。注意事項として、Firefoxをサポートしないサイトやサービスで、Firefoxを使い続けると、セキュリティ上好ましくない結果や、思わぬ損害が発生する可能性もゼロでは無いため、私個人としては推奨はしませんのであしからず。