こんにちは、minoruです。
将来ゲームデザイナーやゲームクリエイターになりたいとか、ゲームを制作する仕事に携わりたいと思っている子供は、まずはその第一歩としてエディット機能付きのゲームで遊ぶのが良いと思います。
エディット機能が何なのかわからない人のために簡単に説明すると、エディット機能とは自分で好きなようにステージを作れる機能の事です。今だと「マリオメーカー」みたいなゲームですよね。
ゲームを作る人と言っても種類があります。
一言でゲームを作る仕事と言っても、実は様々な役割分担があります。例えば建築業を例にとってみてもカッコイイ家をデザインするデザイナー、設計図を描く人、それから現場で鉄筋を組む人、内装工事を請け負う人、電気工事をする人…さまざまです。
それと同じでゲームも「ゲームのアイデアを考える人」もいれば「キャラクターのデザイン」を担当する人もいて、「ゲームのBGMを作曲する人」もいるし「プログラムを組む人」もいます。
将来ゲームを作る仕事をしたいと思っていても、自分がゲームを作る上でどこのポジションの役割分担を担いたいか?によって磨くべきスキルが違ってきます。ゲームのBGMを作曲するのならそれなりに音楽のスキルが無いと難しいですよね。
キャラをデザインするなら絵がヘタクソではちょっと厳しいかも知れません。
そして何より重要なのはクリエイターとは「創造」する事ですから、アイデア・キャラ・BGM・プログラムなど役割を問わず「創り出す事が得意」でなければダメなんです。
ゲームが好きだからゲーム制作の道に進みたいと考える人は多いですが、勘違いしてはいけないのは、誰かの作ったゲームをプレイするのと、自分でゲームを創り出すのは別の話だという事。
今までゲームを作った事が無い人、人を楽しませた事の無い人が、いきなり楽しいゲームを作れと言われても作れるわけが無いのです。お客さんは楽しいゲームをプレイしたいのであって、クリエイターの作りたいゲームをプレイしたいわけではありません。
なので先ほど例に出したマリオメーカーなんかだと、すごく難しいステージを作ってみたり、個性的なステージを作ってみたり、そうした作業が楽しいって感じられる人はゲームを作る作業に向いてます。ただ他人の作ったゲームをプレイするのが楽しいだけの人はゲームを作る側にはなれません。
私が子供の頃によく遊んだのがファミコンソフトの「レッキングクルー」です。
マリオが解体作業員となって、ステージの全ての壁を壊すというパズルアクションゲームなのですが、初めから用意されているステージをクリアしても、自分でステージをエディット出来るので、全ステージクリア後も長く遊べるゲームでした。
他にもファミコンならロードランナーなんかもエディット機能がついてましたね。RPGツクールはそのエディット機能を強化したソフトと言えます。
エディット機能を使ってステージを作る事に喜びを感じられるようになると、次は自分のオリジナルのゲームを作ってみたくなるものです。私の子供の頃の時代はPCも高価で中古のボロボロのPC-8801が10万円ぐらいしてました。
それを使ってBASICでゲームを作ったのは良い思い出です。今ならパソコンなんて2・3万円もあれば中古が買えてしまいますし、プログラミングもC言語を学べばフリーのテキストエディタとフリーのコンパイラを使って自分で簡単なゲームを作る事もできます。
未来のゲームデザイナー・ゲームクリエイターの卵たちに、まずはエディット機能付きのゲームでステージを作る喜びや楽しさを感じてみて欲しいですね。
3DS→ WiiU→
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